JRAとはここが違う
日本で行われている競馬は、中央競馬と地方競馬のふたつがあります。JRA、日本中央競馬会が主催している中央競馬に対して、地方競馬は地方公共団体が主催。地方競馬が行われている競馬場は全部で17場あります。
地方競馬は毎日開催!
原則土日開催の中央競馬に対し、地方競馬は平日にもレースが行われています。このため1年を通して好きな時に馬券を買えることができるのが大きな魅力です。
地方競馬の特徴
地方競馬はダートがメイン。日本の競馬は芝コースと、ダートと呼ばれる砂のコースがあります。地方競馬は主にダートでレースが行われます。
ダートグレード競走は中央所属馬の精鋭も集うオールスター競走
そんなダート競走の最高峰に位置するのがダートグレード競走。地方と中央の精鋭が集結する交流戦です。ダート競馬のオールスター戦といってもいいでしょう。ダートグレード競走は賞金総額やレースレベルの高さによってGⅠ、GⅡ、GⅢに格付けされています。このうち、もっとも格の高いGⅠレースは、JBCクラシック、マイルチャンピオンシップ南部杯など年間12レース。そのほか全国各地の競馬場で、50レース以上の熱い戦いが繰り広げられています。
世界にひとつの「ばんえい競馬」
地方競馬の中には、「ばんえい競馬」という世界でひとつの競馬があります。「ばんえい競馬」は体重1トンを超える大型馬が最高1トンの重さのソリを曳いて、途中に2カ所障害(坂)のある直線200Mのコースで競う世界でたったひとつの競馬です。馬に必要とされる能力は平地の競馬とは異なりスピードだけではなく、重いものを引っぱる力と持久力が必要となります。また、平地競走以上に騎手の能力が勝敗を左右するエキサイティングな競馬です。