競馬で確実に儲けるための近道として大人気の「競馬予想サイト」。優良で本当に当たる情報を無料で提供しているサイトもあれば、悪質な詐欺サイトがあるのも事実です。ここでは「1開催5万円!」など法外な金額を要求するような詐欺競馬予想サイトに登録した場合の対処法をご紹介します。
Q 相談.1
悪質競馬予想サイトとは知らず、住所も電話も教えてしまいました。どうしたらいいでしょう?
A 競馬Moneyからの回答
悪徳予想サイトは、「支払え!」と怒涛のように追い込みをかけるかもしれません。しかしご安心を。実際に警察に捕まるのは、詐欺行為をしている悪質予想会社です。貴方にはなんらの支払い義務も責任もありません。第一、悪徳な競馬予想会社は、貴方の住所には来ることはできません。貴方が警察に通報したら、あっという間にご用となりますので。
Q・相談.2
郵便物が山のように届くようになりました。もしかして個人情報が流出してるのではないでしょうか?
A 競馬Moneyからの回答
多くの悪質競馬予想会社は、何サイトか運営しています。中には50サイト以上も運営している会社もあるようです。ですので、一つのサイトに登録したらすべてのサイトの資料が送られてくる仕組みなのです。もちろん、貴方の個人情報は他社に売られる可能性もあります。悪質な行為をおこなうことが目的の会社なので、個人情報の売却くらいはあたりまえでしょう。ただ、直接貴方の住所に来るということは一切ありませんので、郵便物はデリバリーピザのポスティングチラシと同じだと思って、そのままゴミ箱に捨ててください。
Q 相談.3
悪質業者は具体的にどのような行動にでるのでしょう?
A 競馬Moneyからの回答
多分、不安はあると思います。ですが、悪質競馬予想会社ができることは、「電話での脅し」だけです。これ以外はできません。悪質業者は、警察が怖くて仕方ありません。電話越しで「警察に通報する」と言えば、「どうぞご勝手に」とは言うものの、内心怖くてたまらないのが詐欺会社の特徴です。勇気をだして「警察」を武器に闘いましょう。
Q 相談.4
悪質競馬予想サイトにお金を支払った場合、戻ってきますか?
A 競馬Moneyからの回答
悪質競馬予想サイトに支払ったお金は戻ります。たとえば、「100万円の情報で回収金額500万円」と何の躊躇なく記載されている広告やサイトがあったとします。
500万円回収できなければ、このサイトは不当表記にあたります。詐欺競馬予想サイトは基本的に不当表記やデタラメの連続。「当たる!勝てる」の雨あられ。広告そのものが犯罪のようなものです。間違って支払った場合は、行政書士事務所や銀行などの金融機関に相談することをオススメします。
消費者契約法第4条1項1号 不実告知
業者が、契約の重要事項につき「絶対当たる」など嘘の事実を明記し、消費者がれを本当のことだと思って契約を締結した場合、契約を取り消し、返金を要求することができます。
消費者契約法第4条1項2号 断定的判断の提供
消費者が勝てるかどうかわからない情報を、「勝てる」と断定して提供した場合は、消費者がその断定的判断を事実と誤認して契約を締結したと言える場合、契約を取り消し、返金を要求することができます。
民法第95条 錯誤無効
業者が、「必ず勝てる」と消費者を信じ込ませ、その結果消費者が勘違いしてしまい、契約をしてしまったと場合に契約の無効と返金を要求することができます。
民法第96条 詐欺による取消
業者が、消費者を積極的に騙す意思をもって嘘の万馬券など虚偽の事実を説明し、消費者が錯誤に陥ったのに乗じて契約させ、金銭を交付させたと言える場合に契約を取り消し、返金を要求することができます。
以上が消費者契約法で悪質競馬予想会社が違反している部分です。ようするに誇大広告自体が違法なんですよね。